こんにちは、Tatsuoです。
今回は、FIRE(早期リタイア)にいくら必要かというテーマで記事を書いていきたいと思います。
私自身の資産運用のシミュレーションもやってみたので、もしよろしければご参考ください。
- これからFIRE(早期リタイア)を目指そうとしているが、具体的にいくら必要かわからない。
- 投資初心者
結論
- 人によるが、生活費の25年分くらいの資産が必要。
- サイドFIREならもう少しハードルが下がる。
生活費は人によりますが、4%ルールによれば生活費の25年分くらいの資産が必要になりそうです。
サイドFIRE(半分を労働収入で賄う場合)なら、もう少しハードルが下がりそうです。
以下で解説をしていきます。
FIREとは

FIREって何?という方もいらっしゃるかもしれません。
FIREとは、Financial Independence Retire Earlyの略語で、「経済的自立、早期リタイア」を意味します。
生活費<資産収入 となっている状況です。
このFIREを目標とする「FIREムーブメント」が欧米のミレニアル世代(1981年〜1996年生まれ)で流行しており、最近では日本でも20代や30代で早期リタイアする方もいらっしゃいます。
また、影響力の大きい中田敦彦さんのYouTube大学でよく紹介されているのでそちらで知ってFIREを目指そうとされている方も多いかもしれません。

4%ルールとは
4%ルールとは次のとおりです。
例えば、3000万円の資産を持って引退し、毎年4%(120万円)を取り崩して生活をすると、30年後には残高が2億4000万円に増えているということです。
前提として、米国株・米国社債のインデックスファンドへの投資。株式は、S&P500、債権は、高格付社債です。
変な株とか債権に投資したら、もちろん失敗します。
4%ルールについては、以下の本で詳細に紹介されておりますのでもしよろしければご覧ください。
シミュレーションしてみた
FIREに必要な金額を楽天証券の積立かんたんシミュレーションで計算してみました。
毎月の支出を15万円と仮定すると、年間に180万円かかりますね。
リタイアにかかる金額は180×25=4,500万円になりました。

リターンを5%で想定した場合、完全FIREするには、16年と3ヶ月かかります。
私は20代後半ですのでもし、毎月15万円の投資となる場合、40代中盤くらいになりますね。
では、サイドFIRE(半分を労働収入で賄う)の場合はどうでしょうか。
その場合、半分の2,250万円でOKなわけです。
こちらもシミュレーションしてみました。

こちらの場合は、9年9ヶ月という結果になりました。
現状の入金ペースなら、なんとか30代後半くらいでサイドFIREなら達成できそうです。
サイドFIREは、生活費の半分を労働収入でカバーしていくという考え方なのですが、適度な労働は健康にもいいですし無理に完全FIREを目指さなくてもサイドFIREでもいいのかなというのが今の私の想いです。
おわりに
シミュレーションの結果、私の場合は次のとおりになりました。
ただ、あくまでこちらのシミュレーションも今の収入が継続した場合と独身である場合を前提で考えているので、今後結婚などで家族構成が変わってきた場合はこの限りではありません。
FIREに必要な金額というのは、人それぞれ違うと思います。
共通して言えることは、支出を減らしリタイアのハードルを下げることが重要でその次に入金力アップのための副業などに取り組むことも重要かと思いました。
支出改善のための家計簿の付け方や家賃交渉のやり方、またつみたて投資の始め方や副業のやり方は、以下の記事で紹介しておりますのでよければご参考ください。
これからも節約と副業と投資を継続し続け、FIREを目指していきたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。