こんにちは、Tatsuoです。
今回は、家賃交渉のやり方について解説していきたいと思います。
私自身、家賃が高いと思っていて今回「家賃は今すぐ下げられる!」という本を読みましたのでその知識をもとに自分の例を踏まえて解説していければと思います。
・毎月の家賃を下げたい方
・毎月の家賃が高いと思っている方
結論

近隣の相場と比較し、退去も視野に入れて交渉を持ちかけよう。
手順
現状把握
まずは、自分の住んでいるアパートやマンションに空室があるなら、その値段と自分の家賃を比較してみましょう。
それで差額があれば充分交渉材料になると思いますし、最悪その部屋へ引越しをしてもいいと思います。(家主もハウスクリーニングなど手間がかかるので、交渉に応じてくれるかもしれません)
同じアパートやマンションに空室がない場合は、近隣の似たような物件と比較してみましょう。
ちなみに私の家賃は以下の通りでした。
当初、契約した時は賃料¥60,500、共益費¥4,500だったのにもかかわらず、2年満了の更新をきっかけに値上げされたのです。その時に交渉しておけばよかったなと後悔していますが・・・
同じ建物の空室を調べましたがなかったので、近隣の賃料をネット調べてみると、同じ1LDKの間取りで築年数も似たようなところで¥57,000のところが見つかりました。
また近くの地域で家賃¥46,000で似たような条件の物件も見当たったので引越しも視野に入れつつもう少し掘り下げてみたいと思います。
分析

家賃交渉するなら、近隣に¥57,000の物件があるのでそこまで下げてもらえないか交渉していくことになります。最低でも当初契約した¥60500までは下げてもらいたいですね。(最終防衛ライン笑)
月に¥5,000でも家賃が下がることは家計にとって非常にありがたいですよね。
次に、家賃¥46,000のところに引越しをした場合のシミュレーションをしてみようと思います。
上記は、あくまでかかる費用の想定ですが少なくともこれくらいはかかるものと考えておいた方がいいでしょうね。
ということはこの総額:¥369,000をどれだけ早く家賃を下げた分で取り返すことができるかを考えてみると
¥369,000(引越し時の費用総額)÷ ¥16,000(今の家賃との差額) = 23
23ヶ月(約2年)かかるわけですね。
引越し先の物件で2年以上確実に住めるのであれば引越しするのもありですが、転勤などがある場合逆に損になる可能性もありますね。無論、毎月の固定費の削減という意味では、メリットも大きいですが。
引越しの手間とかを考えるとなるとやはり家賃交渉が必要になってきますね。
交渉
上記の交渉材料をもとに家賃交渉をしていくのですが、まずどうすればいいの?って感じだと思います。
まずは、管理会社へ連絡してみることです。
管理会社経由で大家さんの方へ連絡してもらいます。
もしいきなり連絡することに抵抗があれば、手紙やメールで管理会社へ交渉文を送ってから電話するというのもありだと思います。
以下、私が実際に管理会社へ送ったメール

内容としては、入居時より建物が経年劣化している。また近隣の相場はこうなっているので下げて欲しい。下げてもらえない場合は、引越しも検討していることを伝えます。
交渉なんて不安という方へ知っていただきたいのが、家賃減額交渉の権利は法律的にも認められているということです。(借地借家法第32条1項)
これを知っているだけで交渉のやりやすさは全然違うと思います。
後、交渉の時期ですが、3.4月や10月などの繁忙期は人の出入りが激しいのでオススメできないです。7~9月がベストのタイミングなようですね。
調停という手段
もし交渉に応じていただけない場合の手段として、「調停」という手段があります。
「調停」とは、紛争が起きてそれを当事者間では解決できない時に、裁判所に申し立てを行って解決する最も簡便な手段。通常の裁判のように判決は出ないが、民間から選ばれた調停委員が間に入り、話し合いがまとまるように仲介してくれる。費用も印紙代と切手代で数千円程度であまり手間が掛からずにできるようです。
また家賃値下げなどの場合は、調停委員も大家さん側に説得をされる場合が多いそうです。
法人ならまだしも、個人の大家さんの場合はこのような「調停」をプレッシャーと感じて交渉に応じてもらえる場合もあるそうです。
おすすめの書籍
家賃に交渉をやるにあたり参考にした書籍を紹介いたします。
この本は、家賃交渉をするにあたり、基本的なことがまとめられているので非常におすすめです。
まとめ
近隣や今住んでいるところの相場を知り、法的根拠を知り、論理的に交渉を行うことで家賃交渉が成功するかもしれません。
仮にダメだったとしても特に不都合はないと思うので、やってみる価値はあると思います。
私自身もやってみますので、また結果を記事にしたいと思います。
今回は以上です。
それではまた次回の記事で